平成24年度 ICES 年間活動報告書
代表 教育学部2年 竹﨑千祥
私がICESの代表をさせていただくようになって1年が経ちあっという間にこの活動報告書を書く時期となりました。この1年間代表の仕事を無事に終えることができたのは先生や部員、そしてKUFSAの代表や幹部のおかげだと感じています。また、本年度も様々なイベントを通してご助力いただきました高松東ライオンズクラブの皆様、仏生山国際交流会、綾川国際交流会の皆様に厚く御礼申し上げます。来年度も何卒よろしくお願いいたします。
今年度の活動を振り返るにあたって欠かせないのは多くのイベントをICESとKUFSAが積極的に協力して行ったということです。この試みを始めた当初は両団体の体質の違いや方針の違い等から一筋縄にはいかず、ほぼ毎週のように話し合いを重ねていましたがその時間のおかげで1年間月ごとのイベントを合同で企画したり大学祭に共に出店したりと様々な経験ができたと思います。協力して企画を立てることで、考え方の違いから生じた問題もありましたが、その分普段話す機会の少ない人とも交流できたのではないかと思います。話して遊んで仲良くなることも大切ですが、楽しいことも大変なことも全て含めたものが我々のサークルが目指す本当の意味での「異文化交流」と言えるのではないかということを深く感じた経験となりました。イベントへの勧誘の仕方など課題は残っていますが、この取り組みのおかげでICESとしての活動がより充実したものとなったと言えるでしょう。
個々のイベントに関しては、まず全体的に計画が立つのが遅く告知も遅れてしまうことが多かったため、来年度はぜひこの点を克服してもらいたいです。一方、今年度は高松冬の祭りにも参加するなど、今まで参加していなかったものに積極的に参加した点はよかったのではないかと思います。また、私個人の感想としましては短期語学研修のため合宿に参加できなかったことが非常に残念で、その間他の部員に迷惑をかけざるを得なかったことが本当に申し訳なかったです。
この1年の活動を通して得たものはたくさんありますが、なかでも互いに意見を聞き合い、違いを認め理解しようと努力することの大切さを再確認し、代表という立場として誰かに仕事を頼むとき等に欠かせない「人を見る」ことの重要性を学べたことは今後の私の人生において大切にすべきものだと思います。
来年度以降部員にはICESの活動だけでなく語学研修プログラムのBuddiesやアイパル等での国際交流関係のイベントへ積極的に参加してほしいです。ICESとしての活動を充実したものにすることはもちろん大切ですが、個人個人としても積極的に人と関わろうとすることが友人を増やし、異文化を理解し、自分の世界を広げるきっかけとなると考えているからです。実際、私はそのような活動に参加することで大切な友人もできましたし、自分の殻を破ることの素晴らしさも知ることができました。
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